仕事が人を選ぶ
言葉と文字は笑顔の源！
産業心理カウンセラー＆書道家の岡部あゆみです
望まぬ転属やりがい失う
9/30付けの読売新聞の人生案内に
このような相談が載っていた
『20代の公務員女性。昇格後、全く希望していない部署に配属され
やりがいを見いだせません。前の部署の仕事は多忙でも楽しかったのですが
今の仕事は単純で、住民対応が多く精神的にきついです
毎日なぜ私がこんなことをと思っています。ー中略ー
組織にも迷惑なので辞めた方がいいでしょうか』
これに対して、弁護士の佐貫葉子氏は次のように答えている
『あなたが働く意欲を失っていると感じるのは
現在の住民対応業務になかなか適応しきれないからですよね。
ー中略ー
誰が担当しても大変ですし、あなたがこれまで頑張ってこられた努力とは
別のある種の【緩さ】が必要とされそうです
物事を一歩引いて、右から左に受け流すようなスキルでしょうか
でも人には向き不向きがあります
無理をして、あなたが身につけてきた人生に対するひたむきな
気持ちが少しでも揺らぐようなことになってほしくありません
では、どうするのか？
時間的な余裕はできたようですから、ここは本を読む
ー中略ー
現実と離れた世界に浸り、心を休めてください
本に登場する様々な人間のありようを知ることによって
いつの間にか世の中を見る視点が変わったり
気持ちに余裕が出てきたりすることもあります
仕事が終わったらさっさと自宅に帰り
ひたすら読書をする。後に【良い時間を与えられた】と思えるように
なることを期待しています』
つい先日、このような言葉に出会いました
【人が仕事を選ぶのではない。仕事が人を選ぶのだ】
自分が希望していない部署に配属されたりすることもある
でも、不平不満よりも
そこで自分が出来る限りのことをしていると
何かが変わってくる
見てくれている人は必ずいる
仕事が人を選ぶというのは
その仕事に自分がどう取り組むのかで
変わるという事かもしれない
