社会と世間
言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです
社会人1年生という言葉を聞いていてふと思った
社会って何だろう?と
Wikipediaによると
【社会 (しゃかい、 旧字体 : 社會 、 英: Society )
は、ある共通項によってくくられ、他から区別される 人々の集まり 。
また、仲間意識をもって、みずからを他と区別する人々の集まり』とあります
働くという共通項でくくられているから
社会人というのでしょうか
人で言うならば
『社会』というのは、あなたと何も関係がない人たちがいる世界
対して
『世間』とは、あなたと関係のある人たちで成り立っている世界なのだそう
ある共通項で、今まで関係のない人たちが集まってくる
それが会社です
学校もそうかもしれませんが
利益を出すという目的が加わって来るので
他の人との連携や、作業効率などが重要視されてくると思います
自分とは違うから、意見が違うからといって
いちいち腹を立てていては、成り立っていきません
かといって、友人ではないのでベタベタするのも違います
程よい距離感を取れるようになることが
必要不可欠なような気がします
『智に働けば角が立つ
情に棹させば流される
意地を通せば窮屈だ
とかく人の世は住みにくい』
明治時代に夏目漱石は、小説『草枕』の冒頭にこう書いています
文明が栄えても、人の根本は変わらないので
明治も令和も同じことで悩んでいることがうかがえます
人間の永遠の課題です