【人間関係には必ず出口がある】会社のグループライントラブル
産業心理カウンセラーの岡部あゆみです
在宅勤務が多くなったAさんの会社では
社長は業務連絡のためのグループラインを作った
最初は本当に業務連絡をするためだった
でもだんだん
仕事での注意や
社長の想いなどが長文で来るようになった
それも夜の12時すぎなどの真夜中が多かった
通知オフにしておくわけにもいかず
その音でたびたび起こされ、そこから眠れなくなることもあった
何よりも、自分のことではなくても
注意文を毎日活字で見て、ずっとそれが画面に残っているということも嫌だった
Aさんは思い切ってグループラインで提案してみた
「注意はその人本人だけに伝えたらいいのではありませんか?」
「送信時間を少し考えてもらえませんか?」
「皆さんはどう思いますか?」
経営者はこう答えた
不快な思いをさせてしまって申し訳ありません
私は今まで何100人の社員と接してきて
社員を育ててきました
失敗もいろいろありました
だけど伝えなければいけないことは伝えていきます
送信時間は考えていきます
他の皆さんはどう思いますか?
他の人の意見は
「私はあまり気にしていません」とか
「やはり真夜中の送信時間は困ります」など
それぞれいろいろな意見があった
それからは、送信時間は朝になった
これが正解というのはなく
お互いの考えがある中で
最大限の妥協点を見つけていく作業をしていかなくてはいけないと思う
ただ・・私が思ったのは
意見がどういうものであれ
疑問を投げかけられたら
長文ではなく、きちんと向かい合って
会話をしたほうがいい
個人への注意もグループラインではなく個別でそれも文字ではない方がいい
文字は声色や様子がわからない
オンラインならば、直接話したほうがいいし
電話でもいい
文字は残る
良いことを残すのならいいが、これはあえて残す必要もない
そして、事例を共有したいと思ったら
名前を出さず、本人に確認を取ってからグループラインに載せるという
手順のほうがいいような気がする
自分の想いを伝えるときも
熱がこもるあまり、長文になってしまいがちだが
一つずつ小出しにしていく方が
読みやすいし、話しが伝わりやすい
グループラインを作ったから、全てが伝わっているだろうというのは幻想
文字しか見えないから、誤解も生じやすいという
危機感もある
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